最終更新日 2023年8月7日 by Mashup Reporter 編集部
スペインでは2023年からデジタルノマドを対象にしたビザプログラムを開始しています。
温暖な気候と物価が比較的安いことからノマドの人気の滞在先となっており、FLATIOが7月に発表した調査では、ポルトガルとタイに続く人気3番目にランクインしました。最近米国からの移住者が増加している要因の一つにも新たなビザの存在が指摘されています。
スペイン デジタルノマドビザの概要
公式ページによると、スペイン国外の企業または事業主のためにリモートで働き、一定の条件を満たす外国人は最長一年のビザの取得が可能です。自営業の場合は、仕事の割合が20%を超えない範囲で、スペイン国内にある企業のために働くことが可能です。
スペイン デジタルノマドビザの主な条件
学歴・職歴
- 大卒または専門分野で3年以上の就労経験
- 申請する就労先の企業に少なくとも3ヶ月以上勤務していること
必要な所得
月給:36.5万円以上
スペインの月額最低賃金の少なくとも200%が必要。euronews(2023年5月時点)によると、月額2,334ユーロ(36.5万円 1ユーロ:156.1円)、年収では28,000ユーロ (437万円)に相当します。
期間
最長1年間
医療・健康
スペインで営業を許可された保険会社が発行する保険証の原本とコピーが必要です。
その他
家族の同行も可能です。その場合、1人目の家族の申請にはスペインの月額最低賃金の75%、2人目以降は、追加で25%に相当する収入を得ていることを示さなければなりません。
情報は2023年8月6日時点のものです。最新の情報、詳しい条件および書類等につきましては、駐日スペイン大使館の公式ページをご確認ください。
Source
駐日スペイン大使館:https://www.exteriores.gob.es/Embajadas/tokio/ja/Paginas/index.aspx
Flatio:デジタルノマドレポート:https://www.flatio.com/blog/flatio-launches-its-first-digital-nomad-report-2023
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