アメリカ旅行 チップの払い方ガイド 2024

最終更新日 2024年3月14日 by Mashup Reporter 編集部

アメリカと日本の商習慣の違いの代表的なものにチップ文化が挙げられます。いくら払えば良いのか、どんな店ならチップを払う必要があるのか、どうやって払うのかなど、普段は親しみのない習慣にとまどうこともしばしば。実はアメリカ人の間でも意見はバラバラで、あるニュースメディアがニューヨークで街頭インタビューを行ったところ、10%という人もいれば、15%、中には一律5ドルに決めているという答えがありました。

アメリカ旅行 チップガイド

レストランのチップは15% 〜 20%

レストランで食事をした際に支払う標準的なチップは15%から20%とされています。100ドルの食事をしたならば115ドル〜120ドルとなりますね。ドル高の昨今、思わず予算オーバーにならないようにあらかじめチップも考慮に入れておきましょう。

チップは税前の金額で計算する

レストランで食事をすると通常「Sales Tax(売上税)」がかかります。 ニューヨーク市の場合、州と市を合わせた売上税率は8.875%です。お会計をするとレシートには税込の合計(Amount)が記載されていますが、チップは「税前」の値段にかけて計算しましょう。

食事代100ドル、チップ15%を支払う場合:
100ドル(食事代)+15ドル(チップ 15%)+8.875ドル(売上税)=123.875ドル(最終金額)

ちなみにニューヨークの場合、チップを支払う際に、レシートに記載された売上税の2倍(17.75%)程度と覚えておくと便利です。

テイクアウトは必要なし

テイクアウトの場合、基本的にチップを払う必要はありません。ただし手間のかかるオーダーや手厚いサービスを受けた場合は10%程度が妥当とされています。

バーのチップは一杯1ドル〜2ドル

バーでお酒を頼んだ場合、ビールやワインなら一杯あたり1ドル、カクテルなど手の込んだものは2ドル程度が妥当と言われています。ただし、最後にまとめて支払う場合はレストランと同様に15%-20%を支払いましょう。

チップの払い方・渡し方

すべて現金で支払う場合は、伝票を受け取った後、テーブルに食事代とチップを置いて店を後にします。クレジットカードの場合は、まず伝票を確認し、カードを店員に渡して支払いを済ませます。その後レシート(保管用とレストラン用)を渡されますので、レストラン用の「Tip」または「Gratuity(チップの意)」の欄にチップの額を記入します。チップだけを現金で支払う場合は、「Cash」と書いてテーブルに現金を置いて店を出ます。

その他のチップ

タクシー15% 〜 20%
ホテルのポーター(荷物を部屋まで運んでもらう)バッグ一つにつき高級ホテルで2ドル、一般的なホテルで1ドル
ホテルのハウスキーパー一晩2ドル
ホテルのドアマン(タクシー呼び止め)1ドル〜2ドル
ホテルのコンシェルジュ(劇場の予約など)3ドル〜5ドル
参考:New York Times Tipping Guide

以上、アメリカ旅行でチップの支払いが必要になるであろう場面について、一般的とされる金額をご紹介しました。あくまでも目安に過ぎませんので、良いサービスを受けたら少し多めに渡して感謝の気持ちを伝えましょう。

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