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ニューヨーク旅行 いくら用意すればいい?費用シミュレーション 2024年版

ニューヨーク観光 自由の女神
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旅行好きには残念ですが、海外旅行は年々価格が高くなる傾向にあります。米国およびニューヨークに関していうと、主な要因として、円安傾向の為替相場、燃料費の上昇、パンデミック後の物価高騰、人件費の上昇が挙げられます。これに加えて、行政政策による移民のシェルター確保のためのホテル借り上げ、民泊規制の厳格化が宿泊施設の供給量を圧迫し、宿泊費を押し上げています。

安い季節は?

ニューヨークのホテルの宿泊費は1月と2月が相対的に安く、9月~12月にかけて高騰します。一方、国際線の運賃は一般的に2月、6月、11月が低下する傾向にあると言われています。つまり、価格だけを考えれば1月~2月、次いで6月~7月が、比較的リーズナブルに旅行することができます。ただし1月~3月にかけては厳しい寒さに加えて主要なイベントが少ないため、街に活気があって過ごしやすい6月ごろがおすすめです。

飛行機チケットは季節・曜日を考慮に

週末高くて、平日安いは国際線にもあてはまります。アメリカン航空(大人一人・羽田⇄JFK国際空港往復・Expedia)で10月の最終週の値段を比較すると、最高値が日曜日で、最安値の月・水・木との差額は1万2,910円となりました。

旅行保険はカード付帯で十分?

米国は医療費が高く、長らく社会問題になっています。ヘルスケアプロバイダーであるMiraの調査によると、ニューヨークの1回の一般的な診察にかかる費用は、保険なしの患者で141ドル、検査を必要とした場合は追加でコストがかかります。さらに薬を処方されるとその分の費用が必要になります。救急外来の受診1回あたりの費用は平均1,825ドルに上ります。万が一骨折した場合、平均の治療費は1万ドルを超えるとされます(全国平均、Mira)。旅行中は自分の身に何が起きるかわからず、他人に怪我をさせてしまうリスクもゼロとは言えません。万が一を考えて十分にカバーできる保険に加入することをおすすめします。

クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険は、楽天カード(利用付帯)の場合、傷害死亡・後遺障害の最高額が2,000万円、賠償責任が3,000万円、傷害と疾病治療費用の限度額がそれぞれ200万円で、携行品損害はついていません。ただし、保険が適用されるには「日本を出国する以前に 『募集型企画旅行の料金』 に該当する代金」を支払っていることとあります。つまり、旅行代理店を介さずに個人ですべてを用意した場合は適用されないということですので、注意が必要です。個人的には万が一に備えて、傷害と疾病治療、賠償責任をより充実させたいと感じますので、カード付帯の保険に加えて損害保険会社の海外旅行保険商品を検討するのが無難だと思います。

ビッグマックセットが2,000円!ニューヨークの食事は高い

コロナ後の急激な物価高騰については、ニュースでご存知の方も多いかと思います。数年前にニューヨークではラーメンが一杯2,000円を超えるなどと話題になったことがありましたが、今ではファストフードがその値段(ビックマックセット 約14ドル=約2,000円)です。感覚的には、旅行中の食事をリーズナブルに抑えようとした場合、朝食は適当に済ますとして、昼食に25ドル、夕食に50ドル程度を見ておきたいところです。もちろん名の通ったレストランに行けば、それなりに高額です。旅行の目的と懐具合を考えて、予算を決めましょう。

<ご参考>お食事の価格(筆者の好みです)

・Murray’sのスモークサーモンベーグルサンド:14.95ドル
・Crif Dogsのチワワホットドッグ:7.95ドル
・SriPraPhai(クイーンズ地区)のグリーンカレー:15ドル
・ピータールーガー(ブルックリン)のシングルステーキ:70ドル
・ユニオン・スクエア・カフェのハンバーガー:29ドル
・ファイブ・リーブス(ブルックリン)のリコッタ・パンケーキ:22ドル

忘れてはならないのがチップです。日本人に馴染みのない文化ですが、予算を立てる際にはチップを含めた金額を考慮に入れておきましょう。レストランの場合、チップは通常15%〜20%程度です。支払い・計算方法は「アメリカ旅行 チップの払い方ガイド 2024」をご参考ください。

ニューヨーク市内の移動:地下鉄はコンタクトレスで

ニューヨークは全米で最も地下鉄が発達している都市(日本に比べるとお粗末ですが)ですので、市内の移動は地下鉄かバスで事足ります。日本の鉄道と異なり、運賃は一回乗車あたり一律で2.9ドルとなります。乗車駅でチャージ式のメトロカードを購入するか、クレジットカードまたはスマホであれば改札のコンタクトレス機器(OMNY)にタップするだけで、乗車が可能です。メトロカードの場合はカード料金として1ドルが余分にかかりますので、クレジットカードまたはスマホ決済がおすすめです。タップ式の場合、7日間いくら乗車しても上限が34ドル(約12回分の乗車に相当)に設定されていますので、たとえ3泊程度の旅行でも、あちこち観光して回ることを考えれば、すぐに元が取れるでしょう。

アトラクションは観光パスでお得に

人気・定番アトラクションを巡るなら、観光パスを購入することをおすすめします。観光パスでは「Go City」「City Pass」「New York Sightseeing Pass」の3つが代表的です。いずれも複数の施設を回るなら、それぞれのアトラクション料金を払うよりも割安になることがメリットですが、おのおの仕組みが異なります。

Go City100箇所以上のアトラクションを網羅。料金体系は、訪問するアトラクション数による「Explorer Pass」と、利用日数に応じて価格が異なる「All-Inclusive Pass」の2種類がある。Explorer Pass:169ドル(5箇所の場合、初回利用から60日間有効)
All-Inclusive Pass:259ドル(3日の場合)
City Pass8箇所の中から5箇所(そのうち2箇所は固定)を選べる定番パス。146ドル(一律、9日間有効)
New York Sightseeing Pass150箇所以上のアトラクションを網羅。Go Cityと同様に、利用日数ベースの「Day Pass」とアトラクション数ベースの「Flex Pass」がある。Flex Pass:169ドル(5箇所の場合、初回利用から60日間有効)
Day Pass:259ドル(3日の場合)

上の表のように仮にアトラクションベースで5箇所訪れるとした場合、「City Pass」が最安値で、「Go City」と「New York Sightseeing Pass」は同水準です。コツとしては、どのアトラクションを何日間をかけて回るのかを明確にすれば、自然と自分にあったパスを選ぶことができます。

例えば3泊5日を想定し、このうちの2日をアトラクション観光に割くとしましょう。訪問できるアトラクション数は1日あたり2箇所、多くて3箇所といったところでしょう。そうすると訪問先は5箇所程度ということになります。

なおCity Passでは5箇所訪問できますが、選択肢は次の8つに限られます。
・エンパイア・ステート・ビルディング展望台
・アメリカ自然史博物館
・トップ・オブ・ザ・ロック展望台
・自由の女神像とエリス島へのフェリー移動
・9/11メモリアルとミュージアム
・サークルライン観光クルーズ
・イントレピッド博物館
・グッゲンハイム美術館
(このうちエンパイアビルとアメリカ自然史博物館は固定ですので、それ以外の3つを5つの選択肢から選ぶことになります)

定番をカバーしているので、これで十分という方もいるでしょう。しかし展望台を例にすると、このほかに世界貿易センタービル跡地に建設された「ワンワールド展望台」や「エッジ」、ワン・バンダービルトの展望台「サミット」といった比較的新しい施設も人気です。また「Go City」のラインナップには、グッゲンハイムのほかに、ホイットニー美術館やMoMAが含まれ、アート好きの方に適しているかもしれません。いずれにせよ訪問先と日数を特定し、比較検討するようにしましょう。

ホテルはマンハッタン以外の選択肢も

冒頭に説明したとおり、ニューヨーク市内のホテルは、供給減によって価格が高騰しています。ニューヨークタイムズによれば、2023年の一泊あたりの平均宿泊費は301.61ドルとなり、前年の277.92ドルから8.5%上昇。今年の第一四半期は前年よりも6.7%上昇しています。ホテルの激戦区マンハッタンは最も高い傾向にあります。ホテル宿泊費を抑えたい場合、隣地区のクイーンズを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

例えばこの記事を執筆している時点で、10月後半の値段を調べると、マンハッタンでは大半が一晩5万円〜であるのに対して、マンハッタンの中心地に地下鉄で10分ほどのクイーンズボロプラザ駅周辺のホテルは4万円前後で探すことが可能です。Expediaなどのサイトで徹底的に比較して予算にあったホテルを探しましょう。

なお、このあたりは近年再開発が進みましたが、夜遅い時間になると人影が少なく、危険に感じる地域もあります。口コミ評価だけでなく、治安を考えて駅からできるだけ近いホテルを予約しましょう。

ちなみにホテルはほとんどの場合、2人用にアレンジされていて、宿泊料金は「ダブルオキュパンシー(double occupancy)」を基準に設定されています。そのため2名で宿泊する場合、宿泊費を分担することができ、1人あたりの料金が抑えられます。お1人の場合、シングルオキュパンシー(Single Occupancy)レートが適用されて、2人で泊まるよりも高額になるケースもあります。

ネットはどうする?海外SIM、WiFiレンタルは必要?

ニューヨーク市ではパンデミック前から無料Wi-Fiネットワークのプロジェクト(LinkNYC)が進み、街中のいたるところで高速インターネットが利用できます。カフェやデパート、観光施設、地下鉄も無料Wi-Fiを導入しており、もちろんホテルでもフリーで利用できるのが一般的です。

そのため、マンハッタンに限って言えば、一般的なユーザーであれば海外SIMを購入したり海外WiFiルーターをレンタルしなくても困りません。ただし、郊外に足を伸ばしたりする場合には、用意が必要でしょう。その場合、お手持ちのデバイスが対応していれば、SIMカードまたはルーターといったものよりも、最近では物理的的な受け取りの手間や時間、破損の心配のないeSIMがおすすめです。選ぶ際には旅行先の国への対応、必要なデータ通信量と価格のバランス、デバイスの対応、日本語サポートが必要かといった基準を元に判断しましょう。

お土産はニューヨークオンリーを

意外に頭を悩ますお土産選び。日本に進出している店も多く、せっかく買って帰ったのに日本にあったなんてことも。ただし、フラッグシップ店が立ち並ぶニューヨークでは、限定アイテムが豊富です。スターバックス、ラルフ・ローレン、ハリーポッター店、ディズニーストア、リーバイス、ハードロックカフェなど、名だたるお店のご当地グッズを検討してみるのもおすすめです。お土産選びは、記事「喜ばれるニューヨークお土産アイデア 定番から最新まで」をぜひご参考ください。

旅費シミュレーション

*3泊5日 10月28日出発・現地発10月31日を想定。為替相場は1ドル=143.23(9月6日時点)で計算。見積もり料金は9月6日時点のもの。

名目費用(円)内訳参考
飛行機チケット104,450Expedia調べ:アメリカン航空 羽田⇄JFK エコノミークラス往復料金Expedia
海外旅行保険3,070東京海上日動 契約タイプ「エコノミー」の見積もり結果東京海上日動
ホテル146,739アロフト・ロングアイランドシティ (個人的な興味です)。Aloft Long Island City – Manhattan View
食事42,9801日100ドルで計算。
交通費(現地)7,30534ドル+17ドル(Air Train:空港と地下鉄をリンクする鉄道。片道8.5ドル)MTA
アトラクション観光20,912City Pass(146ドル)を利用City Pass
eSIM3,680World eSIM 無制限5日プランWorld eSIM
お土産20,000喜ばれるニューヨークお土産アイデア
ESTA(電子渡航認証システム)申請費3,00821ドル
合計352,144円

いかがでしたでしょうか。もちろんこれよりも切り詰めた旅行も可能ですし、贅沢しようと思えばキリがありません。想定しました10月後半は、冬に向けてハロウィンなどのイベントが盛り上がるピークシーズンですので、高めにつきます。一つの目安として参考にしていただけると幸いです。現地でクレジットカード決済した場合、カード会社の処理時点の為替レートが適用されるほか、事務手数料が加算されますので、上記金額もりよりも高くなる可能性があります。なお、ホテルは二人部屋料金ですので、2人で旅行されると1人の負担が減ります。出発前に現金を用意される場合、”アメリカ旅行 現地で円をドルに両替する方法”も合わせてご参考ください。

Happy Trip!

<参考>
New York Times “Why N.Y.C. Hotel Rooms Are So Expensive Right Now
Market Watch “Yes, that Big Mac meal may cost $18 — but there’s one good reason for it
Mashup Reporter “エアビー規制でニューヨークの短期レンタル75%が消滅、ホテルへの影響は?

NYCフリートウィーク・ガイド 2024

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海軍と海兵隊、沿岸警備隊の日頃の奉仕を讃える伝統行事、フリートウィークは今年で36年目を迎えます。この週は、ハドソンリバーに数々の戦艦が寄港。船内の公開ツアーなどを実施します。また、ニューヨークを訪れる隊員たちが、タイムズスクエアや911メモリアルなど、市内各所でまざまなデモンストレーションを行うなど、市民との交流をはかるイベントが数多く開催されます。

今年船内が公開されるのはワスプ級の強襲揚陸艦「バターン(Bataan)LHD5」(5月25日、港=Pier88)。参加は無料。隊員の案内のもと、船内を知る貴重な機会です。例年デッキでは軍用機のパイロットによる説明が聞けたり、機内に入れてくれたりします。

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ドイツ海軍のバーデン・ヴュルテンベルク級フリゲートも公開ツアーを開催します。また初日となる22日は朝早くから出かけて、軍艦のパレードを観賞してみてはいかがでしょうか。例年は午前8時頃から午前11時頃にかけて米国および同盟国の戦艦の数々がハドソンリバーを移動します。写真やビデオ撮影には、イントレピッド海上航空宇宙博物館近くの桟橋がおすすめです。

戦艦パレードの様子↓

開催日時:2024年5月22日〜28日

主な公開ツアー

  • 強襲揚陸艦「バターン(Bataan)LHD5」公開ツアー:5月23日〜25日、午前9時〜午後4時、場所:Pier88
  • ドイツ海軍「バーデン・ヴュルテンベルク級フリゲート」/補給艦「フランクフルト・アム・マイン」公開ツアー:5月23日〜25日、午前9時〜午後4時、場所:Pier90

その他にも市内各所でさまざまなイベントが開催されます。詳細は公式ページにて:https://cnrma.cnic.navy.mil/Operations-and-Management/Fleet-Week-New-York/

本当に役立つニューヨーク旅行ガイド本

書店にガイド本がたくさん並んでいるけど、どれを選んだらよいかわからない!そんな方は、旅の目的や自分の趣味を考えて、それに特化した本を選ぶのがおすすめです。以下紹介するのは英書ではありますが、ユニークな視点で丁寧に書かれた解説に定評のあるガイド本です。次のニューヨーク旅行のお供にいかがでしょうか。


写真好き、カメラ愛好家にこの一冊。

PhotoSecrets New York: Where to Take Pictures

ナショナルジオグラフィックなど有名誌のカメラマンによるフォトグラファーのためのトラベルガイド。70箇所近くのマンハッタンの写真スポットを網羅しています。ビルや公園、銅像といった被写体をどの位置から撮るのがベストか、カメラをどこに構えるとどのように撮れるのか、緯度・経度まで詳しく解説されています。各スポットについたQRコードは、スマホで読み込んでGoogle Mapsを見ながら目的地にたどり着くのに便利です。図解が中心なので英語が苦手の方でも大丈夫です。


映画ロケ地巡りにこの一冊

The Film Lovers New York

映画好きの元広告代理店のディレクターが書き下ろしたロケ地ガイド。クラシックから最近の作品まで、厳選された60箇所のフィルムロケーションがカバーされています。網羅数はそれほど多くありませんが、一箇所ずつ丁寧に解説されており、英文も平易なので読み物としても楽しめます。各ページのQRコードを読み込んで、映画のトレーラーをチェックすることも可能。レストランやカフェなど、お食事スポットを探すのにもおすすめです。


変わりゆくニューヨークをキャッチ

New York: Architectural Guide: A Critic’s Guide to 100 Iconic Buildings in New York from 1999 to 2020

歴史的側面だけでなく、街の今を知りたい。そんな方におすすめなのが、ニューヨークのコンテンポラリーな建築物を知るこちらの建物ガイド。1999年から2020までの国内外のすぐれた建築家が手がけたユニークでアイコニックなビル100点が網羅されています。ニューヨークを歩くと、ところどころで「これなんだろう」といった建物に出くわします。そんな時、辞書のようにも使えます。


フーダーズガイドの決定版

The Eater Guide to New York City

ニューヨーカーの外食のバイブルサイト「Eater」が2024年に満を辞して発売したフーダーのためのガイド。レストランだけでなくマーケットやフードトラック、食料品、さらにヒストリーも網羅していて、現地のリッチなフードカルチャーの理解にも役立ちます。


クイーンズ・ナイト・マーケット ガイド2024

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2015年からスタートした夏の人気フードイベント、クイーンズナイトマーケット(Queens Night Market)。中国や韓国、タイ、ベトナム、インドや中南米などインターナショナルな食の宝庫であるクイーンズ地区ならではの、バラエティ豊かなフードベンダーが集まる人気イベントです。年々規模を拡大しており、今年は72のフードベンダーが出店しています。

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パンデミック以降食材をはじめとする価格の高騰が叫ばれていますが、ナイト・マーケットでは入場料無料で、一品あたり6ドル以下に抑えられているのも魅力。複数の料理をはしごして楽しみやすいお値段です。ビールやワインといった酒類も飲めるほか、ローカルの実力派アーティストによるパフォーマンスなど、エンターテイメントも提供しています。月明かりの下、開放的な屋外で思う存分楽しむことができます。

公式ページ:https://queensnightmarket.com/

開催日時

2024年4月13日〜 毎週土曜日午後4時〜深夜12時

開催場所

4701 111th St, Queens, NY 11368(フラッシング・メドウズ コロナパーク、ニューヨーク科学ホール敷地)
最寄駅:地下鉄7番線 111セント駅から徒歩14分

喜ばれるニューヨークお土産アイデア 定番から最新まで

TWA
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海外旅行で意外に頭を悩ますお土産選び。最終日に慌てて買い物に走り回るなんてことにならないよう、ある程度の計画を立てることをおすすめします。編集部がニューヨークの街中で見つけたギフトにおすすめアイテムをご紹介します。ぜひご参考にしてください。

目次

Ralph’s Coffee(ラルフ・コーヒー) マグカップ

アメリカを代表するアパレルブランド「ラルフ・ローレン」のコーヒーショップ。おしゃれなロゴ入りのキャップやマグ、デザイナーがLa Colombeとコラボしたオリジナルブレンド、紅茶などを販売しています。マディソンアベニューにあるフラッグシップ店のほか、ロックフェラーセンターでも、グリーンのトラックで美味しいコーヒーを販売しています。

所在地:888 Madison Ave, New York, NY 10021

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MoMA(ニューヨーク近代美術館)オリジナル・キャップ

ニューヨーク近代美術館のオフィシャツストア「MoMA Design Store」には実用的かつデザイン性に溢れた商品が数多く揃っています。おすすめはアメリカを代表するスポーツブランド、NEW ERAやヤンキース、Chamionとコラボしたキャップ(32ドル)やスウェットシャツ(75ドル)、フーディ(85ドル)など。スポーティでユニセックスなデザインは、使う相手を選ばず、男女ともに喜ばれます。

所在地:44 W 53rd St, New York, NY 10019

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メトロポリタン美術館版のモノポリー

メトロポリタン美術館に併設された「ザ・メット・ストア」では、ゴッホやモネの絵画をモチーフとしたTシャツやトート、ポストカードなどのほか、Metオリジナルロゴが入ったスウェットなどを販売しています。隠れた人気アイテムはメット版モノポリー(50ドル)。ゲームの世界で、世界的なアート作品を独占して富豪を目指してみては。

所在地:1000 5th Ave, New York, NY 10028

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Trader Joe’s(トレーダージョーズ)エコバッグ、お菓子

ニューヨーカーにも大人気の食料品店「トレーダージョーズ」。キャンバス素材やプラスチック製のトートバッグは、丈夫で大きく、使い勝手も抜群。2024年に発売されたミニキャンバストートは、個数制限されるほどの人気となっています。手軽な価格で購入できるクッキーやチョコレート菓子、ドライフルーツのほか、ハンドクリームなどの日用品もお土産品として人気です。

trader joes
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trader joes
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trader joes
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New York or Nowhere (ニューヨークオアノーウェア) のトート

ノリータにあるセレクトショップNew York or Nowhereは、シンプルで洗練されたデザインが特徴。日本でも近年人気が高まっています。トートバッグは50ドル前後で購入できます。

所在地:250 Lafayette Street New York, NY 10012

ny nowhere
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ny nowhere
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Amish Market(アーミッシュ・マーケット) 麻トート

小室眞子さんが使用していたことで一躍人気となった、マンハッタンの高級食料品店「アーミッシュ・マーケット」の麻トートバッグ。マンハッタンのヘルズキッチン店では、麻素材のほかに丈夫なプラスチック製のバッグが販売されています。

所在地:731 9th Ave, New York, NY 10019

armish market
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The New York Public Library(ニューヨーク公共図書館) トート&オリジナルグッズ

観光スポットとしても人気のニューヨーク公共図書館は、ギフトコーナーも充実しています。ニューヨークをモチーフにしたアイテムや図書館のオリジナルアイテムが揃っています。バナナフィッシュのファンの間で人気の高かった図書館の椅子のミニチュアは、残念ながら現在取り扱っていないとのこと。

所在地:476 5th Ave, New York, NY 10018 

NYPL
パブリックライブラリートート©MashupCities
NYPL
パブリックライブラリー ライオンの本立て©MashupCities

Harry Potter New York(ハリポタショップ) ご当地アイテム

2021年にフラットアイアン地区にオープンしたハリーポッターの旗艦店。ハリポタの世界観に浸りながらショッピングが楽しめるとして人気です。ニューヨーク店限定アイテムも充実しています。

所在地:935 Broadway, New York, NY 10010

harry potter
ご当地マグ&キャップ©MashupCities
harry potter
魔法の杖 ©MashupCities

Fishs Eddy(フィッシズ・エディ) マンハッタン・スカイライン食器シリーズ

ユニオン・スクエアの近くにある老舗のギフトショップ。ニューヨークをモチーフにしたかわいいキッチンアイテムが充実しています。定番ながら人気はマンハッタンのスカイラインのイラストが描かれた食器セット。お友達を呼んでおうちでブランチするのにいかがでしょうか。

fishs eddy
©MashupCities
fishs eddy
©MashupCities

Zabar’s(ゼイバーズ) ショッパートート

セントラルパークの西側、アッパーウェストで古くから住民に親しまれる1934年創業の食料品店ゼイバーズ。ロマコメ映画の定番『ユー・ガット・メール』やウディ・アレン監督の『マンハッタン』、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』、『となりのサインフェルド』に登場するなど、地域のアイコンとしても知られています。2階にあるギフトコーナーでは、トートバッグやキャップ、Tシャツなどさまざまな品物が販売されています。

所在地;2245 Broadway, New York, NY 10024

zabars tote
ゼイバーズのオリジナルトート©MashupCities
zabars tee
ゼイバーズのオリジナルTee ©MashupCities

スターバックス ニューヨーク限定アイテム

スターバックスのご当地アイテムは実用性も高くて人気です。こちらはチェルシーにあるスタバのアップグレード版「リザーブ・ロースタリー」で販売されているマグカップとドリンクボトル。職場の普段使いにいかがでしょうか。

所在地:61 9th Ave, New York, NY 10011

Starbucks
マグカップ 14.95ドル/ドリンクボトル 29.95ドル ©MashupReporter

Fat Witch Bakery(ファット・ウィッチ・ベーカリー)のブラウニー

ニューヨーク発の人気のブラウニー専門店、ファット・ウィッチ・ベイカリーは、観光客に人気のチェルシー・マーケット内にあります。

所在地:75 9th Ave, New York, NY 10011

Fat Witch
小 3.25ドル/大 5.25ドル©MashupReporter

Anthropologie(アンソロポロジー) エプロン、マグ、文具雑貨

アンティーク風の小物やオリエンタルテイストを取り入れた個性的なアパレルが人気のアンソロポロジー。イニシャル入りマグは定番人気アイテムです。

イニシャルマグカップ 14ドル©MashupReporter

Strand Book Store(ストランド・ブック・ストア)

創業90年を超える老舗の本屋ストランドブック・ストア。新刊だけでなく、古本、希少本など豊富な蔵書で知られる有名店です。オリジナルのトートバッグは、トレジョと並んでニューヨーカーの普段使いアイテムとしても人気です。

所在地:828 Broadway, New York, NY 10003

strand
39.95ドル©MashupCities
strand
29.95ドル©MashupCities

Hard Rock Cafe(ハードロックカフェ) NYCご当地デザイン

タイムズスクエアにあるハードロックカフェはいつも観光客で賑わっています。1回のギフトショップは

hard rock cafe
ハードロックカフェ NYC版トレーナー ©MashupCities
hard rock cafe
ハードロックカフェNYC マグ(20ドル)©MashupCities

Krispy Kreme(クリスピー・クリーム) NYC旗艦店オリジナルグッズ

2020年にタイムズスクエアにオープンしたクリスピークリームの旗艦店の店内は、チャーリーとチョコレート工場のドーナツ版のよう。店内には工場が併設され、ガラス越しにドーナツが出来上がる様子を見ることができる。キャップやトートバッグなど、カジュアルなデザインはお土産にもおすすめ。

所在地:1601 Broadway (at West 48th Street)

krispy kreme
©MashupReporter
krispy kreme
©MashupReporter

Disney Store(ディズニー・ストア) ニューヨーク限定アイテム

タイムズスクエアにあるディズニーストアは、いつも世界中から来た観光客で賑わっています。自由の女神に扮したミッキーなど、かわいいご当地アイテムをギフトにいかがでしょうか。

所在地:1540 Broadway New York, NY 10036

disney
©MashupReporter
disney
©MashupReporter

Williams Sonoma(ウィリアムズ・ソノマ) エプロン&食器

アメリカのライフスタイルブランド、ウィリアムズ・ソノマは欧米の生活文化に根ざしたデザイン性に優れたアイテムが充実しています。定番のエプロンは手軽なお土産としておすすめです。

所在地:10 Columbus Cir Suite 114, New York, NY 10019

williams sonoma
ウィリアムズ・ソノマのエプロン©MashupCities
williams sonoma
ウィリアムズ・ソノマの食器©MashupCities

TWAホテル オリジナルグッズ

2020年にジョン・F・ケネディ空港第5ターミナル近くにオープンしたTWAホテル。元TWAフライトセンター(TWA Flight Center)の建物はレトロフューチャーなデザインが建築ファンの間でも人気です。国の歴史登録財にも登録されています。宿泊はもちろん、休憩オプションもあり、旅程の最終日に利用するのもおすすめ。敷地内にある「コニー」の愛称で知られるロッキード社のヴィンテージ旅客機は、現在カクテルバーとして活用されています。ギフトショップでは、レトロ感漂うオリジナルグッズが充実しています。

所在地:20 Hudson Ave, Brooklyn, NY 11201

TWA
©MashupCities
TWA Hotel
©MashupCities

コスメ

コスメの買い物なら、地元ニューヨーカーから訪問客まで幅広い層に人気のLVMH傘下の人気チェーン、セフォラやアルタビューティーがおすすめです。

Sephora(セフォラ)

所在地:1535 Broadway New York, NY 10036、ほか

sephora
©MashupReporter
sephora
©MashupReporter

Ulta Beauty(アルタビューティー)

所在地:51 W 34th St., New York, NY 10001、ほか

Ulta Beauty
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Museum of Broadway(ブロードウェイ博物館)

ニューヨークを代表するエンターテイメント、ブロードウェイ博物館。その豊かな歴史を体験できる博物館のギフトショップではアパレルから文具、トートバッグまで幅広いラインナップが揃っています。

所在地:145 W 45th St, New York, NY 10036

broadway museum
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broadway museum
©MashupReporter

Eataly(イータリー)

日本にも進出しているイタリア食品・雑貨マーケット「イータリー」は、ニューヨークでは3店舗を展開しています。各店のオリジナルグッズに加えて、パッケージが素敵なチョコレートやスイーツもお土産におすすめです。

所在地(ニューヨーク・ダウンタウン店):101 Liberty St, New York, NY 10007

Eataly
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Eataly
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ニューヨーク注目の語学学校・専門学校

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Bluedata International(ブルーデータ・インターナショナル)

開校から25年を超える老舗の語学学校。今年校舎を世界の交差点ことタイムズスクエア近くに移転した。約300人の生徒を抱える。日本人学生にも人気で100人近くが通う。新規入学や転校、滞在資格のステータス変更など、細かな手続きも学校側がサポートするので、エージェントや弁護士に支払う手数料を抑えることが可能。現在の授業料の目安は1セメスター1,490ドルとリーズナブルで、長期の一括申し込みや出席状況に応じたディスカウントプログラムも提供する(別途問い合わせ)。レベルや入学時期もフレキシブルに対応する。

>校舎があるのは世界の交差点「タイムズスクエア」。マンハッタンを肌で感じながら学べる。
>日本人スタッフ常駐。入学・転校など手続き面を細かくサポート。
>リーズナブルな価格体型

所在地:1501 Broadway, Suite 1511, New York, NY,10036

NYC GLOBAL CENTER(NYCグローバルセンター)

NYC Global center

今年新たにマンハッタン校が開講した語学学校。職業訓練校を母体とした学校で、初級から上級6つのレベルに分かれたESLクラスからビジネス向けの英語クラスを提供する。授業は午前中と夕方のクラスがあり、週末だけのプログラムもある。さらにマンハッタン校ではアートクラスも提供している。マジソンスクエアから近く、通学も便利。学費の目安は1セメスター(10週間)で2,400ドル(期間によってキャンペーンあり。別途問い合わせ)。海外学生の手続きを熟知したスタッフ陣に加え、日本人スタッフも常駐する。

>立地の良さ。マジソンスクエアガーデンから徒歩すぐ。
>日本人スタッフが対応
>海外学生の手続きを熟知したスタッフ陣

所在地: 254 W 29th St 2nd Floor, New York, NY 10001

Broadway Dance Center(ブロードウェイ・ダンスセンター)

海外留学生も多く通うダンス専門学校。エンターテイメントの本場、ブロードウェイの劇場が立ち並ぶタイムズスクエアのすぐ近くでヒップホップやミュージカル、タップダンスなど、第一線で活躍するアーティストらから質の高い授業を受けることができる。留学生として学ぶにはM-1ビザの取得が必要。授業料は、Independet Training Programとよばれるプログラムの場合、3ヶ月で3,250ドル(半年:6050ドル、一年:10750ドル)とリーズナブルなのも嬉しい。

>エンターテイメントの本場で第一線で活躍する講師がレッスン
>タイムズスクエアのすぐ近く。最高のロケーション。
>あらゆるレベルの生徒が参加できるプログラムからプロの準備プログラムまで、幅広いレベル・ニーズに対応

体験者の声
Independet Training Programを受けて2年目になります。BDCは先生もスタッフ、セキュリティも含めてみんなが明るくて優しい、居心地の良い環境です。プロを目指して頑張る学生も多く通っています。入学前から手続きの面でわからないことにメールで細かく対応してくれるなど、留学生のケアも充実しています。ダンス専門なので英語ができなくても大丈夫です。ただし、せっかく来たのに英語をまったくしゃべらなかった、なんてならないように積極的にコミュニケーションすることが大切かな。今はアーティストビザ取得に向けて準備中です。

所在地:322 W 45th St NYC, NY 10036

その他の学区につきましても随時追加中です。

移住・留学カウンセラーにご相談を

このほかにもニューヨークには語学学校がたくさんあります。現地在住または在住経験があり、現地に広いネットワークを持つ当サイトのカウンセラーが、学校選びから各種手続、滞在先の手配まで幅広くお手伝いいたします。専用フォームよりお問い合わせください。

ニューヨーク大人のプチ移住のススメ

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旅行者としてではなく、より深く海外を体験したい。1ヶ月から数ヶ月間のプチ移住を検討してみてはいかがでしょうか?

かくいう筆者も、30歳を超えて勤め先を辞め、環境を変えたいと思って数ヶ月間の語学留学からスタートしました。それが現地の大学に入り直し、アメリカでスモールビジネスを起業するなど貴重な経験をさせていただきました。

きっかけはなんでも良いのです。「仕事に疲れたから」「子供の頃の憧れだから」「お金が溜まったから」「日本が合わないから」「素敵な人と出会いたいから」などなど。肩肘張らずに第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。もしかしたら人生が変わるきっかけが生まれるかもしれません。

プチ移住の魅力

ニューヨークの魅力の一つは、人種のるつぼと言われる通り文化の多様性にあります。ニューヨークの住人が話す言語は200言語を超えるといわれ、一つ駅が変わると人種も文化も様子が異なるといったことがよくあります。プチ移住は都市生活者の一部となることで、日本では味わうことのできない貴重な体験になります。

エンターテイメントや文化産業、アートの中心であることも魅力です。街では毎晩トップアーティストたちがパフォーマンスを繰り広げています。こうした人々から個人レッスンを受けるためにやってくるアーティストを志す人々もたくさんいます。

ニューヨークはアメリカのビジネスの中心地の一つでもあります。多くの世界的企業が本社を構えると同時に、最近は世界有数のスタートアップが生まれる都市へと変貌したとも言われています。過去10年では、EtsyやBlue Apron、Pelotonといったユニコーン企業が上場を果たしました。現地のミートアップに参加してビジネスのアイデアを得たり起業家の仲間に出会う、なんてこともあるかもしれません。

滞在方法

ニューヨークは全米屈指の物価の高い地域です。マンハッタンの家賃の相場(2023年12月の中央値)によると、Studio(日本のワンルームマンションに相当)が一ヶ月あたり3,117ドルです。ワンベッドルーム(キッチンの付いたリビングルーム&寝室1部屋)と呼ばれる間取りになると、4,234ドルになります。高額な上に、短期での賃貸は難しいのが実情です。

一方、ホテルはというと、宿泊費はコロナ後に上昇を続けており、昨年11月時点のデータでは一晩あたり平均362.7ドルと報じられました。一ヶ月間泊まると1万ドルを超える計算になりますね。民泊も比較的高額です。

リーズナブルに済ませるには、シェアハウスか、一般人が募集している短期のルームシェアやサブレットを当たってみるのがオススメです。タイミングや条件が合えば一ヶ月1,000ドル前後で探すことも可能です。

学校に行こう

せっかくのプチ移住。友人ができずに家に閉じこもってばかりだった、ほとんど英語をしゃべる機会がなかった、なんてことにならないよう語学学校やその他の学校プロプラムに参加するのがおすすめです。学校では世界中から英語を学びにきた仲間と出会うことができます。短期滞在者のためにフレキシブルなプログラムを提供している学校もあります。午前中は語学を学んで、午後は交流イベントに参加したり都市を思いっきり満喫する。そんな過ごし方をしてみてはいかがでしょうか。

プチ移住の予算(一ヶ月の場合)

こればかりは一概に言えませんが、下記試算表(1ヶ月滞在の例)を参考にしてみてください。

為替レート:1ドル=150円で計算

名目費用(ドル)日本円(1ドル150円で計算)条件・備考
往復航空券167,520円2024年4月1日出発ー4月31日帰国で、この記事を書いている時点のJALのエコノミーの最安値
海外旅行保険19,250円東京海上日動 アメリカ1ヶ月の場合 *3/27日時点 価格.comの情報
宿泊費2,000ドル300,000円シェアハウスを想定
食費1,000ドル150,000円
学費1,500ドル225,000円語学学校を想定
交通費200ドル30,000円地下鉄1ヶ月乗り放題 132ドル、エアトレイン(空港と接続する電車)片道8.5ドル
その他生活にかかる諸費用500ドル75,000円洗濯代や観光など、少し余裕を持って
合計96万6,770円

あくまでも参考で、渡航の時期を変えたりや物価、為替の変動によって大きく変わることがあります。宿泊費も滞在地域を郊外にすることでもっと抑えられる場合もあります。

移住・留学カウンセラーに相談

一人で悩むよりも現地を詳しい人に聞いてみるのが一番!現地在住または在住経験があり、現地に広いネットワークを持つ当サイトの移住カウンセラーが滞在先や学校の選定、各種手続き、手配などオンラインでご相談に応じます(無料)。専用フォームよりお問い合わせください。

参考:
The City:NYC Hotel Room Rates Soar as Crucial Holiday Season Begins
Mashup Reporter:オンライン海外不動産セミナー (マンハッタン・賃貸編)

セントラルパークの上手な歩き方・見所ルートマップ付き 2024

©MashupCities

マンハッタンの中心にある巨大な緑地、セントラルパークは、ニューヨーク市民の憩いの場として、古くから親しまれています。

園内は南北4キロメートル、東西800メートルにわたって小川や湖、丘、林といった自然な風景が広がりますが、実は人工的に造られた公園です。19世紀にマンハッタンが急激な人口増加をみるなか、都市生活のストレスから逃れ、自然と触れ合うレクリエーショナルニーズの高まりに応えようと造園計画が進められました。

世界に類のないマスターピースとされ、観光のマストスポットの一つです。ただし、広大な敷地に見所が点在している上に、道も入り組んでいますので、計画を立てて効率良く回ることが大切です。レンタル自転車もありますが、時間に余裕があれば歩くことをおすすめします。セントラルパークでは所々に細かな発見があり、季節を感じ、木々や草花、風景を楽しみながら歩くことそのものが観光だと思うからです。周辺のデリでベーグルやサンドウィッチを買って、ピクニックを楽しむのもおすすめです。

セントラールパークの上手な歩き方

半日で回ることを想定し、見所を厳選したルートをご案内しましょう。

見所ルートマップ

ザ・ポンド〜ギャップストウ・ブリッジ

セントラルーパークの最南端にあるザ・ポンド(The Pond)には、アヒルやカメなどさまざまな動物が生息しています。ギャップストウ・ブリッジ(Gapstow Bridge)からは、豊かな森林とプラザホテルやビリオネアローの高層マンションなどマンハッタンのビル群が融合したマンハッタンならではの景色を見ることができます。

©MashupReporter

ウォルマン・リンク

セントラルパークの冬の風物詩、ウォルマンリンク(Wollman Rink)では10月から4月にかけて、多くの人々がスケートを楽しみます。映画『ホームアローン2』や『セレンディピティ』などにも登場する有名な観光スポット。トランプ前大統領が30代でリノベーションを手がけ、成功させた事業の一つでしたが、2021年1月6日に起きた議事堂襲撃事件後は、運営企業が変更されました。

©MashupReporter

回転木馬

ノスタルジックな雰囲気が楽しめるレトロなメリーゴーラウンド、セントラル・パーク・カルーセル(Central Park Carousel)。最初に運営を開始したのは1871年。現在の手彫りの馬は1908年から使用されています。

Central Park
©MashupCities

シープメドウ

夏の間のみ解放されているシープメドウ(Sheep Meadow)。6万平米以上ある広大な芝生スペースでは、実際に羊が飼育されていました。現在は、日光浴をしたり、ピクニックを楽しんだりするニューヨーカーで賑わいます。

©MashupCities

 ベセスダの噴水

「水の天使」像があるベセスダ噴水(Bethesda Fountain)とベセスダテラスは、セトラルパークで最も有名な場所の一つ。秋にはゴールドカラーに色づいた見頃な紅葉を楽しむことができます。噴水の周囲にはレストラン「ローブボートハウス」や「ナウムブルク・バンドシェル」「ボウ・ブリッジ」「レディース・パビリオン」などの名所があります。

ボウ・ブリッジ

セントラルパーク内で最も長いボウ・ブリッジ(Bow Bridge)はインスタスポットとしても有名です。秋の紅葉シーズンや雪の日には多くのカメラマンが訪れます。橋がかかる池はザ・レイクと呼ばれ、ボートをレンタルして楽しむこともできます。(参考:セントラルパークのレイクでボート漕ぎを楽しむ

ランブル

ベセスダやベルヴェデーレ城の近くにあるランブル(The Ramble)は、小川や入り組んだ小道が、自然な森林に似せて作られた散策の名所です。バードウォッチング愛好家から親しまれています。

©MashupCities

ベルヴェデーレ城

イタリア語で”美しい景観”を意味するベルヴェデーレ城(the Belvedere)は、セントラルパークの見どころの一つ。ビスタ・ロックの上にそびえ立つ小さな城は1872年に完成しました。上からは、グレート・ローンや、タートル・ポンド、ランブルなどが見渡せます。城の中にはお土産ショップもあります。

ベルヴェデーレ城
©MashupReporter

ストロベリー・フィールズ

ビートルズの元メンバー、ジョン・レノン(1940~1980)の記念碑。1967年の楽曲「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」にちなんで名付けられています。イマジンのモザイクは、ビートルズの音楽を演奏するミュージシャンや、平和を祈るファンのメッセージや花が絶えません。

その他の見所

ジョンとヨーコが暮らした「ダコタハウス」

1969年に結婚したジョン・レノンとオノ・ヨーコが1973年に移り住んだアパートメントとして有名です。ジョンは1980年12月、建物の出口でマーク・チャップマンに銃で撃たれ、死亡しました。ダコダは、レナード・バーンスタインやジュディ・ガーランドなどの名だたるスターが暮らした家として有名ですが、マドンナやシェールは入居を断られるなど、理事会が厳しい審査を行うことでも知られています。ポランスキー監督のホラー映画『ローズマリーの赤ちゃん』もこの建物で撮影されました。所在地:1 W 72nd St, New York, NY 10023

ダコタハウス
©MashupReporter

有名映画のロケ地「タバーン・オン・ザ・グリーン」

映画『ゴーストバスターズ』や『ニューヨーク、アイラブユー』などのロケ地としても有名なレストラン、タバーン オン・ザ・グリーン(Tavern On The Green)。元々はシープメドウで飼われていた羊たちの小屋として、1880年に建設されました。落ち着いた雰囲気のレストランは、郊外のロッジを訪れたような懐かしい感覚を呼び起こします。解放的な雰囲気のテラス席もおすすめ。

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ウェディング写真の名所〜レディース・パビリオン

ロマンチックな写真を撮るなら、レイクの西側にあるレディース・パビリオン(Ladies Pavilion)がおすすめ。元々は、馬車の乗客のシェルターとして作られました。ウディ・アレンの映画『セレブリティ』や映画『セックス・アンド・ザ・シティ』にも登場します。

Central park
©MashuipCities

NYCマーメイドパレード ガイド2024

mermaid parade
©MashupCities

夏の訪れを告げるニューヨークの名物イベント「マーメイド・パレード」は、毎年6月にブルックリンの最南端、行楽客で賑わうコニー・アイランドで開催されます。

パレードがスタートしたのは1983年。今年は42回目を迎えます。人種や宗教の区別なく開催されるアートイベントとして人気です。近年は気候変動対策や地球環境保護のイベントとしても重要性を増しています。人魚をモチーフにした色彩に富んだ個性豊かなコスチュームの行進を一眼見ようと、約8万人が見学に訪れます。

コニーアイランドは海水浴のメッカと歴史あるノスタルジックな遊園地「ルナパーク」(Luna Park)で知られます。営業開始から100年近くのレトロな木製ローラーコースター「ザ・サイクロン」(The Cyclone)や、2014年に再建された「サンダーボルト」、「パラシュート・ジャンプ」などクラッシックな乗り物が楽しめます。映画のロケ地としてもたびたび登場し、主な作品にはウディ・アレン監督の「アニー・ホール」や「女と男の観覧車」(原題:Wonder Wheel)、シアーシャ・ローナン主演の「ブルックリン」、ブリタニー・マーフィ、ダコタ・ファニング主演の「アップタウン・ガールズ」などがあります。周辺のフードや見所については、「コニーアイランド ノスタルジックな遊園地の楽しみ方」もご参考ください。

©MashupReporter

開催日時

2024年6月22日(土)

開催場所・ルート

最寄駅:地下鉄D・F・N・Qライン Coney Island-Stillwell Av駅
駅前を走るサーフアベニューから海岸線沿いのボードウォーク 詳細は公式ページをご確認ください。

ニューヨーク国際オートショー 2024

New York International Auto Show
©MashupReporter

例年、3月末から4月頭にかけて開催される世界的な自動車の展示会「ニューヨーク国際オートショー」。世界の自動車メーカーの新型車やコンセプトカーが一堂に会します。北米では最も古い自動車イベントとされ、今年で124年目を迎えます。

【スライドショー】

  • New York International Auto Show
  • New York International Auto Show
  • New York International Auto Show
  • New York International Auto Show
  • New York International Auto Show
  • New York International Auto Show
  • New York International Auto Show
  • New York International Auto Show
  • New York International Auto Show
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開催日時

一般公開:2024年3月29日〜4月7日

開催場所

ジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センター

チケット

大人一般入場券 22ドルから。公式ページから購入が可能です。

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